CHKIMGXの色条件

色々いじくりまわしてるついでに以前から気になっていたCHKIMGXの引数にある”着目する色”を試してみました
直接的にはドルフロのオレンジ色したボタンや数字への感度が非常に悪く、いくつかの場面で待機時間や座標の決め打ちを余儀なくされていたのでこの辺を解消したいという思いです

結果から言えば、引数の形式は$000000~$FFFFFFのRGB値、セットすると指定した色でのグレイスケールによる評価スコアに切り替わるというものでした、判ってる人にとってはなんてことない話だったんでしょうね・・・
こっち方面は全く判らないので細かい部分を試してみました、ターゲット色は暗めのオレンジ($845D00)
←こういうやつ、こんな切り出し方した画像で色指定無しだとまともなスコアが出ません(Hitしない)
実験結果の概略は以下のとおり

  • 指定せず Hitせず
  • $845D00 一番それっぽいスコア、完全一致では0を取れる
  • $FFFFFF 精度がガバガバ、なんでもスコア0でイケイケになる
  • $FFB600 明るめのオレンジ、$FFFFFFよりはマシ、$845D00よりは悪化

それっぽい色を指定することで取れなかったHitを取れるようにはなります、ただしサンプルのような極端に暗い色目になると全般精度は落ちます、当たり前っちゃ当たり前ですが
ぶっちゃけ対象の表示が「-5」が「-2」とか「3」とかの状況でも10点未満のスコアでHitしてしまうので今回の条件でOCR的精度を期待するのは少々荷が重いようです、体感ではスコア3点くらいを閾値にすれば「-5」かそうでないかくらいは判別出来そうですが・・・
暗い背景に明るい文字的なパターンが背景の影響で原色比較だとHitしない状況打開には効果ありそうです

個人的にはモヤモヤしてた部分がクリアになったので満足です